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新しい視点で大学に進学する University Transfer

通信制大学report

通信制大学とは

 自宅から大学まで通学することなく、郵便で大学とやり取りして、専門科目を自宅で自習し、大学の単位を取得できるのが通信制大学です。郵便でのやり取りは、大学から読むべき基本書と課題レポート集を送ってきます。その郵便の中に、学習スケジュール表も入っています。学生は、その学習スケジュールに基づき、いつまでに、何の課題レポートを大学へ郵送しなければならないかと確認し、学生自身が、自分のスケジュール管理をしていきます。
 なぜ、このような通信制大学が出来たかは、高校を卒業後、仕事についた人、あるいは、病気のため自宅療養が続く人にも、大学教育を提供するために制度化されました。仕事をされている方は、日中、大学に通学できないわけですから、通信制大学を利用し、郵便でのやり取りで、大学の科目を、自習で学んでいくことになります。基本は自習ですから、仕事への往復の通勤時間を利用したり、夜、自宅に帰宅した後の、夜の時間を使ったり、さらに、週末の土曜、日曜を使って大学から郵送されてきた基本書を精読するという勉強を続けていきます。
 現在、通信制大学は、44大学、27大学院、11短期大学あり、日本全国でおよそ24万人がそれぞれの学習動機に合わせて学んでいます。歴史的には、大学通信教育は、昭和22年に学校教育法によって制度化され、昭和25年には正規の大学教育課程として認可(文部省認可通信教育)されましたので既に70年の歴史があります。また、1999(平成11)年4月には、大学院でも修士課程の通信教育が始まり、博士課程も2003(平成15)年4月に開設されています。


夜間大学との違い

 昔、大学の夜間部、あるいは二部と言った課程がかなりの大学にありました。近年、二部や夜間部という課程がかなり減りました。減った理由は、需要が少なくなったからです。なぜなら、高校を出てすぐに働く人が減り、高校からストレートに大学に進学する人が急増したからです。つまり大学進学率の上昇と反比例して、働きながら夜間大学に通う人の数が急減した、ということです。
 また、通信制大学の整備も、夜間大学に通う人を減少させています。仕事をしながら、仕事が終わった後の疲れた体で、夕方からの夜間大学に、毎日通学するのは、かなり肉体的、精神的にハードです。それよりも、通学を原則必要ない、通信制大学の方が、物理的に通学するという疲労も生じませんし、通学のための交通費もかかりません。しかも、通信制大学の場合は、隙間時間や週末を使って、自分のペースで、ある程度、学習していけますので精神的にも「楽」です。
 また、通信制大学の学生にも「学生証」が発行されますので、週末、大学に行って、大学図書館が利用できます。大学図書館内で自習し、必要な本を借り出して、自宅で本を読めます。週末を大学図書館で過ごすのも、知的で素敵な生活です。大学キャンパス内にある大学生協で、1割引きで新刊書を買え、学食で、安価な食事が取れます。また、大学生であることに変わりはありませんので、学生割引があるサービスを受けられます。
 アマゾンであれば、学生向けのPrime Studentが利用できます。パソコンやアプリケーション・ソフトをアカデミック・ディスカウントで購入できます。


郵送からネットへ

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 今でも、郵送による大学とのやり取りが通信制大学の基本ではありますが、インターネットを使った学習方法を中心にすえる通信制大学も登場してきています。
 この場合、郵送による通信制大学では難しい、「大学の授業」を、ネットを通して動画で提供しています。従来の、郵送による通信制大学のデメリットは、生の大学の講義を受講できない、というところでした。もちろん、ほんの一部の科目では、スクーリングと称して、夏休みや春休みを使って、数日、大学に行って、対面授業を受講する、というものはありましたが、何せ、スクーリングがある科目が少ないですし、スクーリング期間は、ある程度(数日から1週間強)の休みを取って、昼間、大学に通学する、という必要があり、社会人にとって、有給休暇を消化しなければならないということが生じていました。
 この点、ネット型の通信制大学ではネットでの講義動画を、いつでも、何度でも、視聴して学ぶことが出来ます。基本書を読みつつ、講義動画を見て、専門科目の中の重要点をメリハリをつけて学ぶことが出来ます。一人だけの、孤独な自習で、基本書を読んでいますと、その科目での、最重要ポイントや、あまり気にしなくていいポイントなど、重要度がピンときません。この点、やはり、教授が、大事な点と、そうでないところを語っている講義の動画は価値があります。例えば、ネット利用を重視する通信制大学に【八洲学園大学】がありまので、資料請求してみてはどうでしょうか。無料資料請求はこちらからどうぞ。


通信制大学での困難さと魅力

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 時間を有効に使えて、高度な学びが出来る通信制大学の制度はとても魅力がありますが、大学卒業のための124単位を、通信制大学で取りきり、目出度く、大学卒業し、学位「学士」を得ることは、相当に困難です。
 通信制大学の場合、4年間で124単位を取り、卒業できる「卒業率」が低いという面があります。これは、大学から示されたスケジュールに基づき、自分でしっかりとスケジュール管理していく難しさがあります。通学生であれば、月曜から金曜まで時間割を組んで、講義に出席していく習慣が維持され、各期末にある試験かレポートに合格すれば、順調に単位を取得していけますので、4年間で124単位をそろえて卒業できる「卒業率」が98〜99%と、何か起きない限り、卒業できることを見通すことが出来ます。
 これが、高い自由度がある通信制大学の場合、ペースを落とさず、ネット型であれば講義動画を集中して視聴し、郵送型であれば、基本書を読み込み、課題レポートを誰の助言も無く、一定のクォリティーで仕上げて、単位を科目単位で、ひとつずつ満たしていく「根気」と「持久力」が必須です。
 通信制大学で、ネット型へのシフトが進む放送大学の場合、卒業率は50%ぐらいと言われています。また、通信制大学の中でも、卒業を支援する取り組みをしている大学、例えば、産業能率大学で、卒業率は70%になります。
 確かに、自律した学習がベースの通信制大学では卒業するためには、強い意志力と計画性が必要でありますが、逆に言えば、コツコツと、勉強を積み上げることが合っている方には、とても快適な学びのスタイルでもあります。また、仕事と余暇と学びとのライフバランスを取れるのも通信制大学の魅力です。
 さらに、中学、高校と、通学制ではなく通信制で学んできた方には、さらに大学も通信制で学べることは、中高時代の通信制で慣れたスタイルを応用して大学課程を卒業できる面があります。必ずしも、通学にこだわる必要なく、大学での専門教育を、通信制大学で受けることができるのは、時間を有効に使うことがますます大事になってきた現代で、さらに有効な学びのスタイルだと思います。
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 また、インターネットをベースにした通信制大学も出てきています。ネット上にある大学の講義を動画で見ることで、ただ単に文字ベースでのテキストを読むだけよりも、科目の理解を図れるように工夫されています。例えば、ソフトバンクグループである、通学不要!サイバー大学があります。


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