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新しい視点で大学に進学する University Transfer

未来に向けて (1)report

環境と将来から決める

中等教育時代の好き嫌いで、大学の学科選択を決めることには、あなたの可能性の芽をつんでしまうという危険性があります、と述べました。
これは、過去に引きずられて、将来を選択するという、狭い決め方だからです。
どの大学で、どの学科を選択すればいいのかで、三つ目の方法は、ごく近未来へ向けての外部環境の変化から決める方法です。過去の結果も、もちろん、大事な要件ですが、それだけに頼ると、狭い判断になってしまうため、その限界を超えて、より精度のある選択ができる、多面的な手法をご紹介します。
この三つ目の方法には、少々、事前の説明が必要ですので、数回に分けて、説明したいと思います。。


人も企業も同じ

まず、皆さんに問いますが、一人一人が、これから何を学び、どういう専門性やスキルを得て、変化の激しい、世の中に出て、働いて食べていくか?という大きな課題で悩むと同じように、企業も、どう社会の急激な変化のうねりの中で、生き残って、従業員の生活を守るかで悩んでいる、ことはご存知でしょうか?
共通の目的を持った人の集まりである企業は、世の中の荒波を、うまく乗り切り続け、どう存続し続けるかで、企業は悩み続けています。悩み続けていますが、同時に、スピ―ド感を持って、決めるべきことを決め、実行に移すことが、絶えず、求められています。その企業がどうやって、決めるべきことを決めているのでしょうか?ここで説明する第三の方法とは、この企業が、難問の解決を図るために使用している手法、考え方を個人に転用したものです。


より確度が高い判断が得れる

活動報告写真

個々人が、どういう専門性を得て、これから生きていくかに悩むと同じように、企業もまた、どういう競争力を得て、市場で勝ち、生き残っていくかを悩み続けている。
では、その企業が使っている方法を、個人にも、転用して使えば、将来をどうすべきかという悩みへの回答が得れるのではないか? という発想です。
企業の場合は、これを戦略的決定と呼びますが、個人でも、同じように、戦略的に将来をどうすべきか、と判断できるはずです。
もちろん、確実な将来を予想し、最善の準備を、大学での学びで手当てできるように、ベストな学科を皆さんの前に提示できるか、と言えば、100%確実に提示することはやはり無理だと思います。これは個人の場合でもそうですし、個々人が集まった企業でも同じです。企業が戦略的に決定したことが、100%確実に成功することもありません。
要は、「より確度が高い」方向性を得れるかどうか、というレベルの話です。ただ、単に思い悩むより、戦略的決定のツールを使うことで、ある程度高い確度で、適格な将来と学ぶべき学問分野と学科を示すことができることに価値があると思います。


戦略的決定

個人の場合に当てはめた「戦略的決定」方法は、4つの視点から構成されています。長々と説明をするより、まず、この「戦略的決定」方法を図にしますと、次のようなカタチになります。


上記の表は、@からCまでの4つの象限に分かれています。この4つの象限に、必要な情報を埋めていけば、これから取るべき方向性が見えてくる、という表のカタチのツールです。


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