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新しい視点で大学に進学する University Transfer

本を使うreport

用意する本

中等教育時代の好き嫌いで、大学の学科選択を決めることには、あなたの可能性の芽をつんでしまうという危険性があります、と述べました。では、どう大学での学科を選択すればいいのでしょうか?
その答えは三つあり、二つ目の方法が、ある本を使って、見出す方法です。やり方はごく簡単ですが、本を一冊買う必要があります。それと、長めの付箋紙が必要です。付箋紙は、長さが7cm程度はある、多色があった方が好都合です。つぎのような付箋紙、ポストイット 付箋 75×25mmです。

それから、使用する図書ですが、次の本になります。2019年11月刊行の最新版ですが、毎年、同じ時期に刊行されますので、なるべく最新版を購入ください。念のため、Amazonへのリンクをつけておきます。
まず、ある本とは、「日経キーワード 2020-2021」(1,265円)のことです。社会の動きをつかめる、14テーマ、キーワード500を解説した本です。類似の本もありますので、書店で吟味されてもいいでしょう。
この日経の本をお勧めしているのは、本自体が安価でありながら、内容がしっかりと、無駄なく、コンパクトにまとめられているからです。それと、いずれ解説致しますが、編入学試験対策にも、つながる、便利な本です。


本の目次

次の目次を見てください。

テーマ1「日本経済」
 ESG投資/キャッシュレス決済/軽減税率
テーマ2「世界経済」
 Libra/米中貿易摩擦/保護主義/ GDPR(EU一般データ保護規則)
テーマ3「国内政治」
 消費税増税/デジタルファースト法/統合型リゾート(IR)
テーマ4「国際社会」
 SDGs/ポピュリズム/Brexit
テーマ5「業界・企業」
 MaaS/コンビニ24時間営業問題/スマホゲーム市場
テーマ6「雇用・労働」
 特定技能/働き方改革スタート/パラレルキャリア
テーマ7「国土・都市・人口」
 空き家条例/世界ジオパーク/特別警報
テーマ8「資源・環境」
 気候変動枠組条約締約国会議(COP)/食品ロス/プラスチックごみの規制
テーマ9「デジタル」
 e-Sports/データエコノミー/標的型メール攻撃・ランサムウェア
テーマ10「次世代技術」
 5G/ゲノム編集食品/はやぶさ2/ブラックホール観測
テーマ11「医療・福祉」
 がんゲノム医療/サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)/認知症
テーマ12「社会・生活」
 8050問題/アポ電詐欺/ミレニアル世代
テーマ13「教育」
 エルサゲート/大学入試改革/リカレント教育
テーマ14「文化・スポーツ」
 2019年ラグビーワールドカップ/イチロー引退/チケット不正転売

いかがですか?
何やら、難しい時事用語がたくさん出ていますね。読みにくそうに感じるかも知れませんが、ご心配されなくても大丈夫です。この300ページの本を読むことになりますが、その前に、長めの付箋紙を、複数色で用意します。
例えば、
 ピンク色
 ブルー色
です。
付箋紙が用意できたら、この本を読み始めます。


付箋紙を使った読み方

活動報告写真

普段、新聞を読んていなかったり、TVのニュース報道をあまり見ていない場合には、見慣れない時事用語がたくさん出てくると思いますが、それらの用語について、この本で説明がされています。
問題は、用語の説明文自体が理解できない場合です。その場合、説明文自体が分からないページに、付箋紙(例えば「ブルー色」)をページ上部に貼ります。
この本を読んでいくと、この理由で貼っていく付箋紙が増えていくでしょう。そして、読んでいく中で、興味を感じたページにも、色を変えて、付箋紙(例えば「ピンク色」)を貼ります。
この読んでは、ページ上部に、付箋紙を貼る作業を、根気よく続けてみてください。この300ページの本の通読が終わるのに、一か月ぐらいかかるかも知れません。単調な作業ですが、この作業を根気よく続けた「効果」が後々、効いてきます。
 約一か月後、この本を読了し終わった、あなたの手元には、付箋紙だらけになった本があるはずです。
 その付箋紙だらけの本の最初のページに戻り、二回目の通読に入ってください。そして、付箋紙が貼ってあるページで、用語の説明文が理解できたら、貼ってあるブルー色の付箋紙をはがしてください。
また、二回目の通読で、興味が薄く感じるようになったページから、ピンク色の付箋紙を剥がしてください。
そして、二回目の通読を完了させてみてください。一回目の通読の時よりも速いスピードで読み進めることができると思います。多分、2〜3週間ぐらいで、二回目の通読が完了すると思います。


付箋紙が示す方向

活動報告写真

2回目の通読が終わってみて、この本を眺めてみると、随分と付箋紙が減っていませんか? そして、あなたは、普段から、TVのニュースを見るようになっていませんか? 
あなたご自身に、何らかの変化が現れてくると思います。
ここでは、「真に」進みたい学科を見出すことが主眼ですので、ピンク色の付箋紙が貼ってあるページに注目しましょう。何ページぐらいに、ピンク色の付箋紙が貼ってあるでしょうか?
 10ページぐらいでしょうか? 20ページぐらいでしょうか?
2回にわたる通読で残ったピンク色の付箋紙があるページの内容を、時事用語も使って、レポート用紙に書き出してみましょう。
 例えば、ビックデータ解析を通して、今まで気付かなかった消費者の心理傾向をつかみ、その心理的な好みに合う配色の新製品を開発し、迅速に市場に投入する、データ・ドリブン・マーケティング(数値データを主導として、製品・サービス開発をするという意味)の勢いが高まっている。
という記述があるページに強い興味を抱き、ピンク色の付箋紙を貼ったとすると、あなたは、マーケティングの分野に関心があり、ビックデータをソフトウエアで分析することに興味があるということになります。これができる大学の学科は、商学部、商学科になると思います。
 今、あなたが生きている時代は変化が目まぐるしく、次々と、新しい用語や考え方が誕生してきています。この時代を、満足いくように、生きていくために、マスターしなければならない包括的な概念知識を、この2回の通読で、あなたは知ったはずです。知った上で、あなたが興味、関心を特に強く持つ分野に進むことが、あなたにとってハッピーな「道」であると思います。


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