本文へスキップ

新しい視点で大学に進学する University Transfer

編入前にreport

編入が決まったら、心掛けること

 苦労されて大学編入に合格された後、編入するまでに、どう過ごせばいいのでしょうか?
3年次編入というものを「無駄にしない」こととであり、ご自分の成長に「最大の効果を出す」ものにすることに尽きます。それは、つまり、4月からの大学生として、ベストパフォーマンスを出せるように、ご自分で、プロ野球のように、「ミニキャンプ」をはる気持ちで、編入前の3月に、準備を進める必要があります。やはり、十分な準備と心構えが出来ていないと、4月からの大学生としての生活を実りあるものにするのに難しさがあります。大学での活動される場合の難しさは、いつくかの面から見ることができます。まず大学内での対人関係から、説明してみます。
 どのような組織であっても、組織内での対人関係の良し悪しで、個人のパフォーマンスは影響を受けます。かつて、経営学では「人間関係論アプローチ」で、職場での、個々の作業パフォーマンスの良し悪しを見る見方がありました。そこまでは無いにしろ、大学という、学びのための組織の中で、皆さんお一人お一人、快適で、充実した学びと、その結果である、良い成績を得るためには、心掛ける必要がある諸点があります。かと言って、神経質になる必要はなく、「心掛ける」ぐらいの気持ちでいいかと思います。


対人関係面

 まず、編入生は、大学の中では、きわめて少数派のマイノリティです。その学部学科の3年次という学年で、数名程度しかいないケースが非常に多いです。もちろん例外的に、425人という規模で編入生を受け入れている関西外語大学もありますが、これは本当に例外です。
 同じ学年に数人しか編入生がいないわけで、周りはすべて、その大学の1年次から進級してきたプロバー学生達です。同じ学年のプロバー学生同士は、顔見知りや友人関係が既に形成されているわけですから、このプロバー学生達は、3年次に進級後も、いつも通り、マイペースで講義にリラックスして出て、期末レポートもそつなくこなして、そこそこの成績を取るような、省エネ学生生活を自然にしているわけです。
 では、編入生はどうすべきなのか? ただ、なにもせず、成り行き任せにしていれば、すべて「結果オーライ」で、なんとかなるのでしょうか。編入生の皆さんは、目的を持って、わざわざ編入してきたはずです。その目的をできるだけ快適に、しかも知的に、実現に向けて進めていくことが望まれます。 どうすべきか? 周りの圧倒的多数のプロバー学生達に、片っ端から声をかけ、知人を作れとは決して言いませんし、その必要はありません。まず、編入生同士で団結しましょう。


編入生同士のネットワーク形成

活動報告写真

 編入生同士で情報を交換し合いましょう。多くの大学では、3年次編入生を対象にした「編入ガイダンス」があるはずです。そのガイダンスの前後に、お互いに挨拶をして、今後、編入生仲間として助け合っていこうと言ってみましょう。もちろん、相性が合わない
ご仁がいるでしょうし、非協力的な人もいるし、孤独派の人もいるでしょう。そうであっても、声を編入生同士で掛け合ってみましょう。
また、その編入生ガイダンスの説明側にいる教授、職員の方々には、ガイダンス終了後、必ず、挨拶をして、今後の助言、助力をお願いしてください。もちろん、その時、簡単な自己紹介をしてください。編入生ガイダンスを実施している教授、職員の方々は、大学の中でも、編入生に理解がある方々で、皆さんの味方です。まずは、味方の方に挨拶をしましょう。
 さて、編入生同士で声がけをして、大事な情報を連絡し合うネットワークを作れれば、まず、独りぼっちで、編入生生活をするよりは、「知らなかった」とか「気付かなかった」という情報ミスが減ります。大学は、高校までと違って、何度も情報のリマインドをしてくれません。一度、情報を、学生掲示板に掲示したり、デジタルサイネージにアップしたら、それで終わりです。学生が勝手に情報を発見し、知ったと解釈しています。学生掲示板を毎日確認するのは必須ですが、それでも見落としや、失念があり得ますから、編入生同士でリマインドし合うのが安全なのです。ょう。


誰と学友になるべきか?

活動報告写真

 また編入生以外の学生との交友をどう広めていくか、という点ですが、皆さんの主目的は学業、学問追求のはずです。その主目的に沿うカタチで、学友を増やしていくことが理にかなっています。どうやって?皆さんは中教室(150人規模)ぐらいで専門科目の講義を受けることが多いでしょう。その教室の様子はどうなっているでしょうか? 恐らく、前列に集まって座っているグループと、後列に集まって座っているグループが識別できると思います。編入生皆さんは、最前列に座って講義を受講してもらいたいと思います。
 そして、教室の前列に座って、熱心にノートテイキングしている学生を見かけたら、講義終了後、勇気を出して、声をかけ、「編入してきたので、分からないことがいろいろあります。よかったら、いろいろと教えてください」と言ってみましょう。心ある学生であれば、その講義で出会う度に挨拶をしてくれるようになるでしょうし、その教授の特徴、そして期末試験、期末レポートの傾向もアドバイスしてくれるでしょう。もちろん、不愛想な学生で、編入生を蔑視するかのような態度の学生もいるでしょうが、気にしてはいけません。
勇気を出して、各講義ごと、前列に座って、勉学に熱意があるプロバー学生に声をかけてみましょう。
きっと、その中から、編入までして、学ぼうとするあなたの情熱を理解して、助言、助勢してくれる学友が現れてくるはずです。
 次に、ゼミ(演習)です。3年次編入ですので、4月に編入後、すぐに、ゼミを登録するはずです。ゼミを必須にしていない大学もあるようですが、私は、ゼミこそ大学教育の醍醐味であり、ゼミを必須にしない大学は、「三流大学」と解釈しています。ゼミは、必ず、登録ください。ゼミを通して、学友を増やせます。ゼミでは、講義科目よりもより少人数(私立大学では20人ぐらいまで、国公立大学では7人程度)で、同じ関心領域の学生が集まりますので、話題が合いやすく、学友になりやすいと思います。ゼミについては、また別のぺージで説明したいと思います。


contents